“第4世代”SRIファンドへのマルチ・ステイクホルダー的アプローチ

エティベル社の社会的責任投資ファンド・欧州品質保証ラベルは、投資ファンドがエティベル社の査定モデルに基づき選ばれた企業にのみ投資している、ということを投資家に対して保証しています。今日、様々なタイプの
SRI ファンドが市場で提供されています。SRI ファンドの倫理性と査定基準のレベルを示すためにエティベル社はSRI ファンドを4つの“世代”に分類しております。エティベル・ラベルによって品質を保証されているSRI ファンドは、最も品質の高い第4世代と認定されています。

1世代 1世代のファンド選定では、ネガティブ基準を用います。武器の製造や売買、核エネルギー、動物実験、といったある一定の活動やサービス、また製造はここでふるい落とされます。このような、ややモラリスティックなアプローチは米国や英国の投資家に好まれる傾向があります。
2世代 2世代のファンド選定では、企業の環境や社会対策といった企業方針に焦点を当てた、いくつかの肯定的基準によって選定されます。しかしながら株式銘柄の選定には、互いに必ずしも関連性をもたない肯定的基準がいくつか使われるのみとなります。
3世代 ここでは、社会、環境そして企業倫理的側面のデータを企業の長期的戦略に密接に関連し、事業活動に寄与するものとして捉えながら財務および経済分析に統合します。
4世代 4世代のファンドでは最も広義に解釈される意味で長期的に成長可能な企業に投資されます。第4世代の付加価値は、ステイクホルダーからのインプットに基づく調査・評定方法と、評定過程の独立性です。

相互アプローチ
4世代にとって必要不可欠なのが、企業のステイクホルダーとのコミュニケーションです。ステイクホルダーとは企業株主、企業の経営者、従業員、組合、顧客、サプライヤー、企業の周辺に住む人々、環境及び平和、発展途上国関連機関等々に、直接的、間接的に関わる社会グループです。
第4世代の査定のためのステイクホルダーとのコミュニケーションは以下のように行われます。

  • エティベル社は長期的に成長可能な企業や人権、ニューテクノロジーに関する公的かつ科学的な重要事項を詳細にフォローします。エティベル社は科学機関、国際機関、発展途上国での活動、環境保護活動、平和活動に従事しているNGOと常にコミュニケーションをとっています。

  • エティベル社の調査方法は企業が公開している情報だけではなく、企業の上層部や従業員、労働組合、周辺地区に住む人々、その他直接または間接的にその企業に関わっている全ての団体との対話を重視しています。

  • その企業が第4世代ファンドにふさわしいかどうかの最終決定は社外の専門家によって構成される委員会によって下されるため、査定の客観性、および独立性、社会 的基準が保証されます。


さらに、検査アプローチの透明性は品質保証に不可欠であるため、調査・情報源を明らかにして、調査の諸過程は外部のモニター団体に検査されています。
[ベルギーにおけるSRI ファンドのリスト、及びエティベルの品質保証ラベルのあるファンドは、投資ファンドデータバンク(英語版)で見ることができます]